精油は5000年前から使われていた
2021年10月13日
ルネ・モーリス・がットフォッセがアロマテラピーという本を最初に出版したのは1937年。80年ちょい前です。
だからといって、精油がそれより以前は使われていなかったかというとそうではなく、精油の歴史はとても古く、調べると5000年前から精油らしきものが宗教儀式や治療に使われていたということが記録に残っています。
古い文献によると、香辛料、酢やワイン、ビールなどの防腐処理などから、寺院などでは香木や樹脂を宗教儀式や医薬などの目的で使用されていたことがわかります。
現代の私たちよりももっと、昔の人は精油に詳しく、日常的に使われていたんだなとちょっと羨ましくなったりします。
エジプトでは、ミイラをつくるのにミルラという精油を大量につかって防腐処理していました。生き返えったときに体が腐っていたら使えないので、かなり念入りに処理が施されていたため、博物館に展示されているミイラの中には今でも生きているのでは?と思えるものもあったり、、、と聞いたことがあります。
人の歴史の中で不老不死は、最大の夢と言われますが、、、私たちは肉体をただ乗り換えているだけですので、肉体の死というのはどれだけの意味をもっているのでしょう?意識は死ぬことはありません。たとえ、リセットを選んだとしても、無になることはなく、ゼロという無限の可能性を秘めた生まれたての意識になることはあっても、それからまた永遠という命を新しく創造していくだけ。
それは本人にとっては、もしかしたら最大限にワクワクすることなのかもしれませんね。